これいい部

これいいね、いいよね~、と思える事を集めました!

箱根の山は天下の険この唱歌の歌詞の意味は?そんなに険しい山?

      2016/08/28

箱根山5

火山活動が警戒されている箱根山。

富士山に比べるとそれほど高い山ではありませんが、昔から旅の難所として歌にも歌われてきました。

その歴史を見てみましょう。

 

スポンサードリンク

 

 中学唱歌「箱根八里」

 第一章

箱根の山は 天下の険

函谷関(かんこくかん)も 物ならず

万丈(ばんじょう)の山 千仞(せんじん)の谷

前に聳え(そびえ) 後に(しりえに)支う(さそう)

雲は山をめぐり

霧は谷をとざす

昼なお暗き杉の並木

羊腸(ようちょう)の小径(しょうけい)は

苔(こけ)滑らか

一夫関(いっぷかん)に当るや

万夫(ばんぷ)も開くなし

天下に旅する 剛毅(ごうき)の武士(もののふ)

大刀(だいとう)腰に 足駄(あしだ)がけ

八里の岩ね踏み鳴す(ならす)

斯く(かく)こそありしか

往時(おうじ)の武士(もののふ)

第二章

箱根の山は天下の岨

蜀の桟道數ならず

萬丈の山、千仞の谷

前に聳え、後方にささふ

雲は山を巡り、霧は谷を閉ざす

昼猶闇(ひるなほくら)き杉の並木

羊腸の小徑は、苔滑らか

一夫關にあたるや、萬夫も開くなし

山野に狩りする剛毅のますらを(益荒男)

猟銃肩に草鞋(わらぢ)がけ

八里の碞根踏み破る

かくこそあるなれ、当時のますらを

(出典:wikipedia)

 

スポンサードリンク

 

「箱根八里」とは

 

「箱根八里」は1901年(明治34年)発行された「中学唱歌」に初めて掲載された唱歌です。

鳥居忱(とりいまこと)の作詞、滝廉太郎の作曲です。

当時東京音楽学校が行った懸賞募集での入選作品でした。

作曲課題作として歌詞を公表して曲を募集しましたが、あまりにも曲付けしにくい詩に、多くの作曲家が尻込みしてしまいました。

そんな中滝廉太郎は、ひとつの音符に二語または三語を当てるという新しい手法を使って、歯切れよく勇壮な曲に仕上げました。

題名の箱根八里とは、旧東海道で小田原宿から箱根宿までの四里と、箱根宿から三島宿までの四里をあわせたもの。

実際の箱根山は1000m程度の山ですが、当時の東海道では、大井川とともに難所として知られていました。

箱根馬子唄でも「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」とうたわれます(この唄を指して「箱根八里」と呼ぶこともあります)。

歌詞は2連で1番に「昔の箱根」、2番に「いまの箱根」の副題がつけられています。

広く知られている歌ですが、李白の漢詩『蜀道難』の一節が歌詞に織り込まれるなど、故事や古典、歴史に由来する事項が多く盛り込まれていて、現在の日本人にとってはなかなか難しいですね。

歌詞に登場する「函谷関」は、長安のある関中の地への入り口を守る関所の事。

王朝の死命を制する要衝として有名な場所でした。

「史記」の中では、漢の劉邦と楚の項羽の攻防や孟嘗君の故事などで知られ、また「蜀の桟道」は蜀の地、四川盆地を守る山中の難所で、やはり劉邦の天下取りへの備えとなったというお話があります。

いずれも箱根の関所のある山道の険しさを、漢籍の古典になだたる難所にたとえているのです。

曲は歌詞にマッチした勇ましい行進曲調のもの。

現在では、箱根登山鉄道小田原駅、箱根湯本駅、強羅駅、早雲山駅の発車メロディや、箱根登山バスの車内チャイムにもなっています。

 

なぜ「難所」だったのか

東海道

(出典:クラブツーリズム)

当時の箱根旧街道は、標高800mを越える山中であることに加え、ひとたび雨や雪などが降ると、旅人はすねまで泥につかるありさまで、歩くのがたいへん困難だったのです。

そこで幕府は、延宝8年(1680)公金1400両あまりをかけて、箱根峠から三島宿に至る西坂のうち、約10kmを石畳の道としました。

こんなところから、旅の難所と言い伝えられているのです。

 

箱根山の現在

 

国土地理院より16日、箱根山・大涌谷で、15日までに最大12センチの隆起を観測したと発表されました。

地球観測衛星「だいち2号」による箱根山のデータを解析したところ、7日までに観測した6センチ、10日までの8センチからさらに高くなっています。

隆起した範囲は直径200メートル程度で広がっていないとの事。

気象庁によると、16日は午後3時までに102回の火山性地震が観測されています。

地震が増え始めた4月26日以降の累計は1501回になり、噴火の予兆とされる火山性微動は観測されておらず、噴火警戒レベルは2のまま。

不安な状態が続く箱根山。

観光の季節となり、早く安心して行けるようになってほしいものですね。

<この記事を見た人はこんな記事も見てます >

地震の備え生死を分ける意外な必需品-被災者から学ぶ防災新常識

箱根山がもし噴火したら!被害はどのくらい?東京・横浜にも及ぶか?

箱根山活発な火山活動長引く不安な状況地元経済への影響

スポンサード リンク

 - 防災

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

地震雲4
地震の時子供を守る為に・お父さんお母さんから子供に伝える防災対策

大きな地震はいつ襲ってくるかわかりません。 いざというときに子どもを守ってあげら …

伊勢志摩タイトル
伊勢志摩サミットで南海トラフ地震?被害の規模は?考えられる対策

5月26、27日に三重県伊勢志摩で開かれるG7伊勢志摩サミット。 準備が着々と進 …

ストップ
被災地での性被害熊本でも多発!女性・子供たちの身をどう守る?

「性被害・性暴力、DVなどが増加します」こんなチラシが、熊本市で配られています。 …

空から見た箱根山
箱根山がもし噴火したら!被害はどのくらい?東京・横浜にも及ぶか?

  箱根山の歴史   スポンサードリンク   約5 …

future
南海トラフ地震を予知していた?未来人は5月17日に現れるのか!

出典:www.ourfutures.net 4月に発生した熊本地震では、甚大な被 …

地震雲3
地震予知的中!早川教授主宰の「地震解析ラボ」地震予知アプリも!

  スポンサードリンク   驚異の的中率   地震 …

遠浅の海
熱中症で救急車で搬送されると保険適用にはならないの?

猛暑の日々が続いていますね。 今年は観測史上最も暑くて長い夏になることが予想され …

地震雲
地震の備え生死を分ける意外な必需品-被災者から学ぶ防災新常識

  ここ最近頻発している噴火や地震。防災に対する意識を新たにしている人 …

箱根山3
箱根山活発な火山活動長引く不安な状況地元経済への影響

    不安定な状態がつつく箱根山。 影響はどのように広がっ …